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沈みゆく夕日 ~The setting sun~

沈む夕日4-2沈む夕日4-2 こんな景色と雰囲気をたまに味わうが、なんだか少し背筋がゾクゾク・ゾワゾワッ とする。 夕日の上下のドスの利いた灰色は、これを目の当たりにした私の心も映し出しているかのようだ。

今回は、USB写真蔵出しシリーズその3と参りましょう。
とある日の、夕日が沈みゆくまでの様子を順に捉えています。
上には、スライドショーも使っていますが、合計4枚の中で私が特に印象に残った写真を拡大してみていただきたいと思います。

まずはスライドショーの左から2枚目。辺りが少し薄暗く、人の営みも夜の就寝に向かって”暮れ”へと入っていく、いわば おやすみモードな雰囲気の中、ひとつだけ。ただ一色だけ、異質にギラギラと存在感を放っている存在。そう、それがこの夕日の”朱”。
写真に添えるキャプションにも書きましたが、この絶妙にゾクゾク・ゾワゾワッ な感じ。そしてこのぐらいの時間の気温の肌寒さ。これに呼応して胸がキューッと細く閉まっていく感覚は「生きてる!」って感じられるので、私的には好きな部類に入ります。
このことを知人に話したら、「センチメンタル」って言われたことがあるけれど、ちょっと違うような。合っているような…。   まぁ、次にいきましょう。

沈む夕日4-3沈む夕日4-3。 夕日の上に翼を片方広げて、その反対の世界の使者たる、伯爵の佇まいをしたヴァンパイアが夜の到来を待ちわびて、声高に笑う…。 夕日の下の雲が、ますます別世界の到来を予感させる。 そんな気がします…。

これは、スライドショーの左から3枚目。先ほどの夕日が少し進んで真正面に来た様子。同じ夕日でも、ちょっとのことで雰囲気がガラリと変わる。
まさに、夜の始まりを告げ、別世界の支配者である夜の民族たちが(ドラキュラとか?)こちらに降り立つ…。『貴方の、夜が来る…』。そんな感覚。
夕日の反対側が少し透けてみえるから、余計パラレルワールド(平行世界)の存在を意識してしまう…。

妄想が行き過ぎないうちに、本日はこの辺で。