「つぶやき広場」

パワーをもらった

日高新報に中学生の少年メッセージが掲載されていました。
コロナ禍で変わってしまった日常、学校生活について
自分の思い、葛藤、マイナスなことが多い中でも
前向きに進もうとする気持ちの変化を具体的に書いてありました。
どんな状況であっても、とらえ方ひとつで
プラスに変わっていけるんだと教えてもらいました。

大変な世の中になり、大人でも戸惑い、悩み、気持ちも沈む日々。
中学生がこういう事を感じて、想って、考えているのだと
初めて知れました。
こんなにも繊細で、でもとても力強く頼もしい。
そして、私たち大人の背中をよく見ているのだと。
Hくんありがとう。
私も頑張ろう!ってパワーもらったよ。

日高新報の掲載記事より一部抜粋(太字部分)

2022年3月1日(火曜日)の記事より

風邪をひいている訳でも無いのに、毎日検温してマスクを着ける。

このような書き出しで始まっているH君の主張。
コロナ禍をどう生きるか、様々な葛藤が書かれている。
 去年の一斉休校中、日々刻々と悪化する状況を報道するテレビから、
 僕は目が離せなかった。
はじめは1桁だった感染者数が90人台に跳ね上がった時、
 僕は今まで味わったことのない恐怖を感じた。
 しばらくすると、トイレットペーパーが急激に品薄となった。

SNSの投稿から引き起こされたデマやフェイクニュース、
さらに「コロナいじめ」などについても言及している。

 なぜそこまで人が人を攻撃してしまうのか?
 今回改めて考えて見た時、人の言動の奥には
 不安や恐怖心があるのではないかと思うようになった。

筆者は様々な思いで、コロナ禍を見つめ直している。
そんなある日、祖母と母親が得意な裁縫を活かして、
楽しそうに布マスクを作る光景を目の当たりにする。

 僕は、「そうか!」と何かヒントを貰った気持ちになった。
 今、僕らがコロナ禍で生きるために出来ることがあるはずだ。

生徒会活動を通して、募金を募って感じたこと。
志村けんさんをモチーフにしたチョコレートアートの動画を観て感じたこと。
閉鎖的なコロナ禍で勇気づけられた筆者の感情の変化が描かれている。
そして、最後にこう締めくくった。

 僕は今、こう思う。
 「コロナ禍を生きる」ために大切なことは、
 ポジティブかつアクティブに生きること。
 生活を楽しむこと。
 自らの手でマスクを創り出すことなんだと。