「つぶやき広場」

できることができる可能性

長年の夢がかなって、ある方とのランチがやっと実現しました。
以前、仕事でご一緒させていただき、パワーと明るさに助けられることが多かったです。
何事にも前向きでポジティブ思考、何よりも行動力がすごい!!
障がいのあるお子さんをお持ちのお母さんです。
そのお子さんと職業体験へ行かれた時のお話をききました。

就労支援の作業所でのお話です。
最初のパン屋さんでの職業体験。
焼きたての熱いパンが入った袋にシールを貼る作業でした。
決まった位置にシールを貼るのがなかなか上手くできなかったようです。
商品だからと妥協は許されませんでした。
そこでの体験では、「できない」ということを重く実感したといいます。
次の職業体験もパン屋さん。
同じようにシール貼りの作業でした。
できないというあきらめが・・・。
でもそこのパン屋さんは様子が違ったのです。
最初のパン屋さんのようにはじめは同じやり方からスタートしましたが、
それができないからと作業はそこでストップしませんでした。
次に出現したのは、アイデア!!
同じところへシールを貼りやすくするための工夫されたグッズでした。
お母さんは心が軽くなったようです。

やり方はいくらでもある。
今の方法でやりにくいのであれば、違う方法を探せばいい!!
「同じことができて当たり前」ではなく、
「できる事を見つけて当たり前」と思える人がもっと増えてほしいと強く感じました。
“できることがもっとできるようになればできる可能性がでてくる“
私のカウンセリングのお師匠さんが言ってくれた言葉です。
私にも脳性麻痺で車いす生活の子どもがいます。
でもこの言葉はいつも私の心のお守りです。
障がいがある、なしにかかわらず誰にでも当てはまる言葉だと思っています。
できることをひとつでも増やせるように、アイデアの泉を増やしていきませんか?